ある日どこかで
SOMEWHERE IN TIME
★★★☆☆
2015年04月 日 鑑賞
DVD
1980 アメリカ
103分
監督
ジュノー・シュウォーク
脚本
リチャード・マシスン
キャスト
クリストファー・リーヴ ジェーン・シーモア
おっぱい
なし
ゲーム
要素無し
【追跡】
時間を越えたストーカー。
「プリデスティネーション」「オフロでGO!!!!!タイムマシンはジェット式」と、続けてタイムマシンものを観て仕上げが「タイムスリップ・ストリップ」ってのもあんまりなので、タイムトラベルもの連続鑑賞完結編にもう一本観たそれ系映画。
※感想の後半、微妙にネタバレかもしれない雰囲気を醸し出す程度の内容があるかも!
主人公は脚本家の青年。
処女作の披露パーティに、その場にそぐわない老女が現れ、「帰ってきて」と謎のメッセージを残して立ち去る。
・・・それからいくばくかの時が流れ、気分転換に旅行に出た青年は、吸い寄せられるようにあるホテルに・・・。
そのホテルの資料室に飾られていた写真の女性に一目惚れし、その女性についていろいろ調べて・・・。
まぁタイムトラベル物って言っちゃっているからね、彼女が昔の人物で、彼女に会うために時間を遡る話ではある。
タイムマシンつながりで、タイムマシン映画を検索していたらヒットした映画。
評判もそこそこ良かったことと、所謂SF的なタイムトラベルとも文法を違えた作風に興味をもち鑑賞。
時間を遡るのに、普通の映画なら物理学者を訪ねるところ、この映画では哲学者に相談に行ったり、面白い。
や、まぁこの主人公なら、地球を反対方向にグルグル飛べば時間ぐらい巻き戻せそうではあるけどね。
・・・
あらすじを読んで、映画を観て・・・一番気になったのは、二人がどう恋に落ちるのか。
映画だから、この二人は恋に落ちなければ話にならないわけで、恋に落ちるのはいいとして・・・どうするんだろう・・・と、疑問だよね。
わたし(猿山リム)が、忍の資料館で一目ぼれして戦国の世へ旅立って、甲斐姫に出会えたとして・・・姫を落とせるとは到底思えない。
写真に惚れた過去の女優に恋をして、過去へ行ったとして、何で落とせると思っちゃったか、この青年の能天気さにも疑問・・・物書きだからこそ、落とす筋書にはこだわってほしかったところなんだけど・・・ネタバレは控えると・・・まぁなんとなく恋に落ちてしまう。
・・・と、細かいところを考えると、致命的におかしなところもいくつもあるんだけど…。
この物語の肝は、時間を越えたラブストーリーであり、そんなSF的なごちゃごちゃした理屈はいいのよ・・・って部分にあるような気もする。
女性受けしそうな展開と言えるかしら。
しかし・・・タイムトラベルの形態は、微妙に「タイムスリップ・ストリップ」に似ているところも無くも無い。
まぁこちらは、特別なマシンは用いないんだけど、意識を跳ばすように過去世界へ旅立つわけで・・・まぁ実際、どんな形式でトラベっているかは分からないんだけどね。
ちょっと、毛色の違ったタイムトラベル映画。
・・・のDVDなので、特典もあった。
インタヴュー:DVD化にあたって当時のキャストスタッフへのインタヴュー。
それほど売れていなかった原作に惚れこんだスタッフが、ヒットしないことは承知の上で、熱意を持って製作し・・・やっぱりヒットしなかった・・・が、ケーブルテレビで放送されたことで火が付き世界的に知れ渡ったカルト映画の歴史が語られる。
監督のオーディオコメンタリーもあったんだけど…コメンタリー用の字幕が発見できず・・・観なかった。
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